対人恐怖症は、他人と接することに対して強い不安や恐怖を感じる状態を指します。
対人恐怖症になる原因はさまざまですが、詳しくご存じない方もいるでしょう。
そこでこの記事では、対人恐怖症の原因について解説します。
▼対人恐怖症の原因
■遺伝的気質
対人恐怖症の原因として、遺伝的気質が影響している場合があります。
対人恐怖症につながりやすいのは、抑制気質と不安気質の2つです。
知らない場所や人を警戒し、できるだけ回避しようとする気質の特徴を、行動的抑制といいます。
行動的抑制の傾向がある人や不安を抱きやすい人は、対人恐怖症になりやすいです。
■生育環境による影響
例えば、厳格な家庭環境や過度なプレッシャーを受け続けた場合、自尊心が低下し、他人の評価を過剰に気にするようになることがあります。
また、親や周囲の人々の行動や態度が不安や恐怖を引き起こす場合も、対人恐怖症の発症につながることがあるでしょう。
■過去のトラウマ
いじめや虐待などの経験がある場合、心の傷となって対人関係に対する不安や恐怖を引き起こすことがあります。
また、一度でも恥ずかしい思いをしたり、人前で失敗したりした経験があるとその記憶が強く残り、同様の状況を避けるようになるでしょう。
▼まとめ
対人恐怖症の原因は、遺伝的気質・生育環境による影響・過去のトラウマなど多岐にわたります。
原因はさまざまですが、自身の状況を把握し、必要な支援を求めることが大切です。
『しろつめ 障がい者就労継続支援B型事業所』では、短時間の通所も歓迎しています。
狭山市で就労継続支援B型施設をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。